フォードモーターの第1四半期決算、純利益は38.6%減

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フォードモーターの米国本社
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米国の自動車大手、フォードモーターは4月25日、2014年第1四半期(1‐3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は359億ドル(約3兆6666億円)。前年同期の356億ドルに対して、0.8%増えた。一方、純利益は、9億8900万ドル(約1010億円)。前年同期の16億1100万ドルに対して、38.6%の減益となった。

大幅な減益となった大きな要因が、各種コストの計上。フォードモーターは第1四半期に、北米でのリコール(回収・無償修理)とそれに関する保証費用として、4億ドル(約408億円)を計上。2014年初頭に北米で猛威を振るった寒波に対する費用1億ドル(約102億円)も、収益を圧迫する結果につながった。

また、第1四半期の世界新車販売は、158万9000台。前年同期の149万7000台に対して、6.1%増えた。

フォードモーターのアラン・ムラリー社長兼CEOは、「第1四半期の結果は、堅調。史上、最も攻撃的な新車投入への準備が整った。我々のワンフォード計画は、今後も全世界の顧客に、最高の品質、燃費、安全性、デザイン、価値を備えた商品を届けていく」と述べている。

《森脇稔》

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