由利高原鉄道YR-1502、7月に引退記念運転

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由利高原鉄道は7月13日、「サヨナラ1502」と題したYR-1500形YR-1502の引退記念運転を実施する。同社が4月28日、発表した。

由利高原鉄道は秋田県の第三セクター鉄道。1985年10月1日、国鉄矢島線(現在の鳥海山ろく線)の経営を引き継ぐ形で開業した。その際、新潟鉄工所(現在の新潟トランシス)製のYR-1000形5両を導入。このうち1両(YR-1004)が2003年に廃車となり、残る4両はエンジンを換装してYR-1500形に改称された。

2012年からは新型車両のYR-3000形が順次導入され、これに伴いYR-1503・1505の2両が引退して現在はYR-1501・1502の2両だけとなった。今回、YR-1502が引退することで、由利高原鉄道の開業時に導入された車両はYR-1501の1両だけになる。

7月13日は「サヨナラ1502」のヘッドマークを終日掲出して運転。まず矢島5時45分発と羽後本荘6時54分発の2本をYR-1501+YR-1502の2両編成で運転し、その後は矢島発7時46分・9時49分・11時51分・13時54分・15時50分・17時43分・20時06分と羽後本荘発9時03分・10時47分・13時00分・16時45分・18時54分・21時05分の列車をYR-1502の1両で運転する。それ以外の列車は矢島6時53分発と羽後本荘7時46分発の列車を除き、全てYR-1501で運転する。

《草町義和》

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