武蔵丘「西武・電車フェスタ」、今年も6月開催
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西武の車両基地公開イベントは、毎年6月に池袋線の武蔵丘車両検修場、8~9月に新宿線の南入曽車両基地でそれぞれ開催されている。「電車フェスタ in 武蔵丘車両検修場」では、台車入れ作業の実演やトラバーサー(車両を平行移動させる装置)の乗車体験、乗務員室や電車屋根上の見学、電車の撮影会、鉄道グッズの販売会などが行われている。
今回は12年に一度の秩父札所午歳総開帳に合わせ、「秩父へ行こう!」コーナーを設置して「秩父の魅力」をPRする。また、新宿線の前身である川越鉄道開業120周年を記念し、昔の駅の風景写真などを展示。一般から「お宝」の写真などを募集して展示する「鉄道関連グッズお宝自慢パネル展示」も行う。
武蔵丘車両検修場は池袋線高麗駅から徒歩12分だが、イベント開催にあわせて車両検修場に直接乗り入れる臨時列車の運転が恒例化している。今回も2013年に続き、横浜高速鉄道みなとみらい線の元町・中華街駅から会場に直通する列車が運転される予定。運行時刻など詳細は後日発表される。このほか、飯能駅からも無料送迎バスが運転される。
《草町義和》