【バリアフリー14】ナブテスコ、階段昇降ユニットと抑速ブレーキ付歩行者を展示…安全性を訴求

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ナブテスコ・ブース
ナブテスコ・ブース 全 8 枚 拡大写真

4月17日~19日に大阪市のインテックス大阪で開催されたバリアフリー14で、ナブテスコは階段昇降ユニット『J-MAX(ジェイマックス)』と抑速ブレーキ付歩行車『CONPAL(コンパル)』を展示した。

ナブテスコ・ブースは、左側にジェイマックスの体験用階段を、右側にコンパルの体験用坂道を配置して、来場者がジェイマックスとコンパルを体験できるように構成されている。

まずジェイマックスは、着脱式の専用車いすを取り付けて階段を昇降できる装置で、「L型昇降フット」と「セフティアーム」と「車輪」の3つを電子制御で作動させることによって、階段を安全に昇降できる。車輪が階段のヘリに乗っているときには、自動的にブレーキが働き、滑り落ちる心配がない。

次にコンパルは、急加速時にみに自動的に車輪にブレーキをかけて転倒を防止する歩行車で、パーキンソン病などで歩行が不安定な方や、坂道の下りが困難な方や、ハンドブレーキをかけるのに苦労される方の使用に適している。

コンパルの車輪には、急加速したときに自動的にブレーキをかける「抑速ブレーキユニット」が内蔵されており、通常時や上り坂では軽い歩行を保ちながら、急加速したときにだけ自動でブレーキがかかる。従来の歩行車用抵抗器では、常時抵抗がかかるため、ブレーキが不要なときに歩行が重くなってしまうが、コンパルではブレーキ不要時には軽い歩行ができる。

ブレーキ力は3段階で調整可能で、抑速ブレーキユニットはメンテナスフリーで耐久性に富んでいる。コンパルは介護保険のレンタル対象品になっている。

《山内 博》

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