富士急、「フジサン特急」2002号引退記念のグッズ販売…5月18日
富士急行は5月18日、今年2月で引退した『フジサン特急』2002号編成の引退記念グッズ販売会を河口湖駅(山梨県富士河口湖町)で開く。同社が4月29日発表した。2002号編成は2月9日に引退記念イベントが予定されていたが、大雪のため中止となっていた。
販売会は11時から16時までで、当日は「引退記念硬券特急券セット」(1000円)や「引退記念オリジナルクリアファイル type1」(300円)のほか、「フジサン特急運転士時刻表レプリカ」2種(1000円)、上り・下り列車それぞれの走行音をノーカットで収録した「2002号編成走行音CD」2種(1000円)、2002号編成の座席に使用していた「フジサン特急ヘッドカバー」(500円)などを販売する予定。
また、「フジサン特急フリーきっぷ」「世界遺産・富士山フリー乗車券」を専用の引き換え窓口で提示すると、先着300人に「2002号編成引退記念オリジナルクリアファイル type2」がプレゼントされるという。
『フジサン特急』2000形は、JR東日本の165系電車改造車「パノラマエクスプレスアルプス」を譲り受けた車両。車体に富士山を模したキャラクター(フジサンキャラ)を描き、2002年から富士急で運行を開始した。3両編成2本があったが、そのうちの1本(2002号編成)が2月で引退した。同社は小田急電鉄から特急ロマンスカー20000形「RSE」を譲り受けており、今夏から『フジサン特急』の新車両として運行する予定だ。
5月18日は新しい『フジサン特急』車両に描くフジサンキャラを決める「フジサン特急キャラ選挙」の最終日にあたり、同社は販売会とともに「現地投票」への参加を呼びかけている。