栗田工業、バラスト水処理システム事業に参入…IMOのG9基本承認を取得

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栗田工業、水処理装置事業で培った技術を活用してバラスト水処理システム事業に参入
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栗田工業は、船舶を安定させるため船内に取り込むバラスト水の処理システムについて、国際海事機関(IMO)が「活性物質を使用するバラスト水管理システムの承認手順(G9)」で定める基本承認を取得した。

バラスト水は、水中に含まれるプランクトンや菌類など、水生生物の越境移動による海洋環境への影響が懸念されており、バラスト水管理条約が採択されている。

同社では用水・排水処理事業で培ってきた装置、薬品、分析の技術、知見を活かして、バラスト水処理システムを開発してきた。今回の基本承認を取得したシステムは、バラスト水をフィルターろ過せずに、薬剤のみで殺滅処理(バラスト工程)、中和処理(デバラスト工程)するもので、世界中の多様な水質処理に加え、将来の規制強化に対しても薬剤の添加量調整で確実な対応が可能としている。

また、機器構成がシンプルで配置自由度が高く、大規模な改造が不要なため、就航船の定期点検期間中に施工できるの特長を持つ。

同社では、今年度中にIMO最終承認、型式承認を取得することを目指しており、薬品、装置、メンテナンスのグローバルなサービス体制を構築して販売開始する予定。

《レスポンス編集部》

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