ポルシェの第1四半期決算、営業利益は22%増

自動車 ビジネス 企業動向
ポルシェの主要ラインナップ
ポルシェの主要ラインナップ 全 1 枚 拡大写真

ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは4月29日、2014年第1四半期(1-3月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は前年同期比15%増の39億3000万ユーロ(約5565億円)。営業利益は6億9800万ユーロ(約988億円)で、前年同期に対して22%増となった。

2014年第1四半期の世界新車販売は、過去最高の3万8663台。前年実績に対して、4.5%増と伸びた。車種別では、『カイエン』や『911』シリーズが牽引。また、モデルチェンジを受けた『ボクスター』と『ケイマン』も好調。『パナメーラ』は大幅改良モデル投入の効果で、伸びている

市場別では、米国が前年同期比5%増の1万0136台と好調。信用不安からの回復傾向を示す欧州(ドイツを除く)は、1.4%増の1万1491台と堅調だった。地元ドイツは、1.8%増の4881台。中国は11.8%増の9885台と、2桁の伸びを示す。

ポルシェのマティアス・ミューラー取締役会会長は、「2014年度、ポルシェの販売は、世界規模で再び上昇傾向にある。新型車のマカンの投入で、さらなる伸びが期待できる」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  2. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  3. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る