英アストンマーチン、次世代の車台を開発中

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アストンマーチン DB9
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英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーチン。同社が、次世代の車台(プラットフォーム)の開発に乗り出したことが分かった。

これは4月28日、2013年通期(1‐12)月決算の発表に合わせて、アストンマーチンが明らかにしたもの。アストンマーチンのハンノ・キルナーCFO(最高財務責任者)は、「全く新しいアーキテクチャーと技術を開発している。これらは、デザイン、パフォーマンス、テクノロジーの最先端を行く次世代スポーツカーに採用する予定」と公表している。

アストンマーチンは2003年から、VH(バーティカル・ホリゾンタル)アーキテクチャーと呼ばれるプラットフォームを、限定車の『One-77』を除く全車に導入してきた。次世代のアーキテクチャーは、このVHに代わる新車台として開発中。

また、アストンマーチンは2013年7月、メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスベンツAMGと技術提携を結ぶと発表。メルセデスベンツAMGが、アストンマーチンのために、V8ガソリンエンジンなどのパワートレインや電装コンポーネントを開発。これらをアストンマーチンは、自社の次世代モデルに搭載することが決定済み。

アストンマーチンのハンノ・キルナーCFOが示唆する「次世代スポーツカー」の内容は、現時点では不明。新世代の車台に、メルセデスベンツAMGのパワートレインを載せたモデルになるのは、間違いないだろう。

《森脇稔》

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