【ボルボ V40 T4 Sports発表】足元にこだわり、繊細なデザインな軽量アルミ採用

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ボルボ・V40T4 Sports
ボルボ・V40T4 Sports 全 16 枚 拡大写真

ボルボ・カー・ジャパンが200台限定で発売を開始した『V40T4 Sports』には、スポーティな印象を与えるスタイルキットや、新採用の18インチ軽量鍛造アルミホイールなどが採用されている。

この新採用のアルミホイールにはYmir(ユミール)という名前が付いている。ボルボ・カー・ジャパンマーケティング部プロダクトグループプロダクトスペシャリストの岡田勝也さんによると、「Ymirとは、北欧神話に出てくる巨人の名前だ。このホイールは繊細な5スポークのデザインで、実際の寸法よりも大径に見える効果がある。そこから巨人の名前を引用したのかもしれない」と話す。

このホイールはボルボとしては初の鍛造の純正アルミホイールだと岡田さん。「鍛造は強度に優れる特性を持っており、それ故に繊細な5本のダブルスポークデザインが成立している」という。

もし仮に、同じようなデザインを鋳造で作ろうとすると、「強度を確保するために1本1本のスポークをもっと太くしなければいけない。この繊細なデザインが可能になっているのは鍛造ならではだ」と説明。

さらに、「鍛造ホイールは同じサイズの鋳造と比較し軽量に出来るので、バネ下重量が軽減され、より軽快なドライバビリティの貢献に期待出来る」とそのメリットを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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