4月のスバル米国販売、21.7%増の4万台…新型 WRX が79%の大幅増

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新型スバル WRX
新型スバル WRX 全 6 枚 拡大写真

スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは5月1日、4月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、4月としては過去最高の4万0083台。前年同月比は21.7%増と、29か月連続で前年実績を上回った。

画像:スバルの米国主力車

牽引役を果たしたのは、2013年春に新型が投入された『フォレスター』。4月は月販新記録の1万1547台を販売。前年同月比は23.3%増と、引き続き好調だ。

2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も人気。4月は月販新記録の5678台を販売。前年同月比は28.1%増と、フォレスターを上回る伸び率を示す。

また、新型『WRX』シリーズも、優れた立ち上がり。2013年11月のロサンゼルスモーターショー13で発表された新型WRXが、新型『WRX STI』を含めて、月販新記録の2698台を販売。前年同月比は、78.9%増と大きく伸びた。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は4月、5444台を販売。前年同月比は16%増と、3か月連続のプラス。

主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は、モデル末期ながら1万0663台を売り上げ、前年同月比は22.1%増と回復。2014年2月のシカゴモーターショー14で新型を発表した『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は、4.9%減の3126台と、引き続き落ち込む。

スバルの2014年1-4月米国新車販売は、前年同期比21.5%増の15万2471台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「フォレスターに対する需要が、非常に根強い。今夏の新型レガシィ/アウトバックの発売にも期待できる」と語っている。

《森脇稔》

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