コンバージョンEVはプライベーターもリチウム電池に

エコカー EV
コンバージョンEVはプライベーターもリチウム電池に
コンバージョンEVはプライベーターもリチウム電池に 全 16 枚 拡大写真

2014年5月3、筑波サーキットコース1000において、プライベーターの手作りEVによる走行イベント「Exciting GoGo! EV RACE 2014」が開催された。日本EVクラブと筑波サーキットが主催する、毎年のGW恒例のイベントだ。

集まったのは市販車をベースとするコンバージョンEVが8台とレーシングカートがベースのERK(エレクトリック・レーシング・カート)が7台。制作者は、日本EVクラブのメンバーであり、自動車大学校の生徒や自動車販売会社の有志などだ。

驚くのは、コンバージョンEVもERKも、大多数がリチウムイオン電池を搭載していること。鉛バッテリーを搭載するのはコンバージョンEVのうち1台、ERKで2台。今や、手作りEVを楽しむプライベーターの間では、リチウムイオン電池を利用するのは珍しいことではなくなっていたのだ。また、モーターに交流インダクションモーターを採用するクルマも3台ほどが存在していた。

イベントでは、コンバージョンEVとERKがそれぞれ30分の耐久レースを実施。ほとんどのマシンは、トラブルなく完走を遂げた。

また、イベントには、BMWi3を筆頭に、日産リーフ、ホンダ・フィットEV、三菱i-MiEV、三菱アウトランダーPHEVなどが用意され、参加者を乗せてのサーキット走行も行われた。さらに、日産リーフのオーナーなどが参加するEVオーナーパレードランも実施された。

《鈴木ケンイチ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る