スバル WRX STI 新型、元WRCチャンプのマキネンが試す[動画]

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新型スバル WRX STI をトミ・マキネン氏がテスト
新型スバル WRX STI をトミ・マキネン氏がテスト 全 1 枚 拡大写真

スバル(富士重工)が2014年1月、デトロイトモーターショー14で発表し、今春、北米市場で発売されたばかりの新型WRX STI。同車を、WRC(世界ラリー選手権)で4度優勝したトミ・マキネン氏がテストする映像が、ネット上で公開された。

新型WRX STIの北米仕様は、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力は305ps/6000rpm、最大トルクは40.1kgm/4000rpmを引き出す。

2013年11月、ロサンゼルスモーターショー13で発表されたベース車両の新型『WRX』は、DITと呼ばれる直噴2.0リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力は268ps/5600rpm、最大トルクは35.7kgm/2000-5200rpmだ。これに対して、新型WRX STIは37ps、4.4kgmパワフルとなる。

また新型WRX STIでは、ボディとシンメトリカルAWDを基本としたシャシー性能を、ドイツ・ニュルブルクリンクなどでの走り込みを通じて、徹底強化。ボディとサスペンション各部の剛性を高め、サスペンションジオメトリーを最適化。ドライバーのステアリング操作への車両の反応を素早くし、コーナリングの限界性能を高めている。

さらに、「マルチモードDCCD」を継続採用。路面の状況やドライバーの好みにより、センターデフの制御特性を変えられるようにした。さらに、マルチモードVDCとアクティブトルクベクタリングも採用。スバルによると、意のままに操る楽しさを向上させているという。

4月28日、スバルカナダは、新型WRX STIの最新映像を、公式サイトを通じて配信。1996‐1999年、三菱『ランサーエボリューション』でWRCを4年連続で制し、2002‐2003年にスバルで活躍後、WRCを引退したトミ・マキネン氏が、新型をサーキットでテストしている。

《森脇稔》

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