NEXCO東日本北海道支社によると、道央自動車道の幌内川橋でコンクリート片が落下する事故が発生した。これによるけが人や物損などの第三者被害はない。
それによると、2014年5月6日7時15分頃、通行人から「コンクリート片が落下している」と通報を受けた苫小牧警察署からNEXCO東日本に連絡があり、事故が発覚した。発生場所は、道央自動車道・苫小牧西ICから苫小牧東IC間の幌内川橋(上り線)で、苫小牧市道オテーネ道線と交差する個所だ。落下したコンクリート片は、最大で約8cm×約6cm×約3cmで重さは110g。合計重量は約600gだった。
NEXCO東日本では、原因を究明中。推測によると、コンクリート内にしみ込んだ水分が鉄筋が腐食しコンクリート内で膨張したことにより、コンクリートがはく離・落下したものとしている。NEXCO東日本では、直ちに当該個所の緊急点検を行い、安全性に問題のないことを確認したという。