トヨタ決算、豊田社長「今期予想は意志ある踊り場」」…0.3%増益で横ばい

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ自動車の豊田章男社長(右)
トヨタ自動車の豊田章男社長(右) 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車は5月8日、2015年3月期の連結業績予想を発表した。営業利益は2期連続の最高となるものの、増益率は0.3%増と横ばいを見込んだ。

【画像全2枚】

連結販売台数は、日本が消費税引き上げの影響で減少するため、グローバルで前期を1万6000台(0.2%)下回る910万台の計画とした。販売の伸び悩みを原価改善などによってカバーし、営業利益は2兆3000億円と前期に続いて最高となる。

為替は円ドルで横ばいの1ドル100円を前提とするものの、アジア通貨安などにより950億円の減益要因を見込んだ。純利益は前期比2%減の1兆7800億円と、小幅の減益予想とした。東京で会見した豊田章男社長は今期の予想について「意志をもった踊り場ということで、こうした計画となった。(樹木が)毎年、年輪を重ねるように持続的成長を目指していく」と語った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  2. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  3. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  4. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  5. 「やっぱトヨタはすげぇよ…」新型スーパーカー『GR GT』発表にSNSは興奮の渦!「V8ツインターボはあつい!」「会長は国宝」など絶賛
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る