オートバックスセブンは5月8日、2014年3月期(通期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高2316億9700万円(前年同期比+0.7%)、営業利益139億4400万円(+9.4%)、経常利益164億2100万円(+13.5%)、純利益97億8600万円(+28.9%)だった。
「カー用品販売」は、全国的な降雪や消費税増税前の駆け込み需要などの後押しもあり、タイヤおよびホイールが好調だったが、カーナビゲーションは、単価下落の影響で大きく売上が減少した。
「車検・整備」は、上期の実施台数は好調に推移したものの、下期はリーマンショックから5年後にあたり、2回目の車検の対象となる自動車台数が少ないことなどにより、車検実施台数が伸び悩んだ。通期の車検実施台数は前年同期比1.3%増加の約58万台にとどまった。
「車買取・販売」は、店舗における自動車の買取査定のシステムの刷新や教育などが進んだことで買取台数が伸長し、オートオークションなど向けの販売台数が増加。さらに、小売の販売台数も増加し、総販売台数は前年同期比25.5%増の約2万3100台となった。
今期の業績見通しについては、売上高2284億円(+0.9%)、営業利益135億円(-3.2%)、経常利益154億円(-6.2%)、純利益は95億円(-2.9%)とした。