日産自動車は5月8日、インドネシア・プルワカルタの第2工場が完成したことを発表した。
新工場の投資金額は330億円。6万平米の敷地に車体、塗装、組立のラインを持つ。新工場の開設により、日産のインドネシアにおける年間生産能力は、現在の10万台から、フル生産時25万台へと増強される。なお、生産開始当初は、『GO+』など、インドネシア向けのダットサン車両を生産する予定だ。
また、日産は、あわせて低価格グリーンカー(LCGC)プログラムの認可を取得したことも発表した。LCGCプログラムとは、排気量1200cc以下で燃費が20km/L以上の車両に対して、奢侈税が免除されるもの。これにより、日産は、インドネシアのLCGCセグメントへ本格参入を進めていく。