スバル WRX STI 新型、英マン島一周に挑戦へ…最速ラップ目指す

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新型スバル WRX STI
新型スバル WRX STI 全 1 枚 拡大写真

スバル(富士重工)が欧米市場に投入した新型『WRX STI』。同車が、英国伝統の有名公道レースのルートを走り、最速ラップタイムを目指すことが分かった。

これは5月7日、スバルの英国法人、スバルUKが明らかにしたもの。「新型WRX STIが5月末から6月初頭、マン島TTレースと同じコースを走行し、市販4WD車による最速ラップを目指す」と発表している。

「マン島TTレース」は、英国で毎年開催される伝統の公道二輪レース。ここ数年、同レースの公式スポンサーをスバルが務めてきた。その縁で、このチャレンジが実現。

新型WRX STIをドライブするのは、英国の元ラリーチャンピオン、マーク・ビギンズ選手。2011年、マン島の一周約60kmの公道を、いかに早く走り切るかに挑戦し、同じく当時の『インプレッサWRX STI』で、19分56秒7という市販4WD車の新記録を打ち立てた。平均車速は、185.6km/h。

今年は新型WRX STIで、この記録更新を狙う。使用するのは、米国仕様の新型WRX STI。マン島特有のジャンプスポットでの損傷を防ぐため、サスペンションのチューニングを若干変更。安全装備として、ロールケージ、レース用ハーネス、消火器を装備。それ以外は、2.5リットル水平対向4気筒ターボエンジンをはじめ、ブレーキやタイヤなど、市販車と同じ状態で、記録更新に挑む。

《森脇稔》

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