【IIHS衝突安全】ヒュンダイの高級セダン、ジェネシス 新型…2014トップセーフティピック+に

自動車 テクノロジー 安全
新型ヒュンダイ ジェネシスのIIHSの新スモールオーバーラップ衝突テスト
新型ヒュンダイ ジェネシスのIIHSの新スモールオーバーラップ衝突テスト 全 4 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は5月7日、新型ヒュンダイ『ジェネシス』を、最高の衝突安全性を備えた「2014トップセーフティピック+」に認定すると発表した。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価するもの。

さらにIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと、横転を想定したルーフ強度テストも行う。また今回、新型ジェネシスは、「新スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストを受けた。これは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつけるもの。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだが、車体のメインフレームよりも外側に強い衝撃が加わるため、厳しい判定を下される車種が多い。そして、IIHSは総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック+」に指定し、最高レベルの衝突安全性を認めている。

新型ジェネシスの新スモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部、足と、全ての部位への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)。ボディの安全構造に対する判定も最高のGOOD(優)。「ドライバーの生存空間の確保は充分」というのが、IIHSのコメント。

通常の衝突テストに、新スモールオーバーラップテストの判定を加えた結果、新型ジェネシスは、総合評価が最高のGOOD(優)となり、2014トップセーフティピック+に輝いている。

《森脇稔》

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