アルマ望遠鏡科学観測サイクル2の観測提案審査を完了…6月から実行開始

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アルマ望遠鏡科学観測サイクル2の観測提案審査(出典:国立天文台)
アルマ望遠鏡科学観測サイクル2の観測提案審査(出典:国立天文台) 全 2 枚 拡大写真
アルマ望遠鏡科学観測サイクル2の観測提案審査が完了した。今後、6月から17か月間、アルマ望遠鏡科学観測サイクル2がアンテナ45台を使って実行される。

サイクル2で観測時間を獲得するため、世界中の研究者から1381件の観測提案があった。今回、その審査が完了し、結果が研究者に送られた。

世界中から選ばれた78人の研究者が審査員となり、観測提案書に記された研究提案の重要度や実現可能性を審査した結果、353件の提案が「最高優先度(highest priority)」と判断された。

このうち、日本の研究機関に所属する研究者が筆頭となった提案は56件。

太陽系内天体から星や惑星の誕生領域、非常に遠方の宇宙に存在する天体の観測まで、多様な研究が最高優先度の観測に含まれている。

最高優先度と判定された観測提案の一覧は、合同アルマ観測所のウェブサイトに掲載する。

《レスポンス編集部》

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