富士重工吉永社長「北米向けPHVを開発」…数年以内の商品化示唆

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スバル・XV ハイブリッド(参考画像)
スバル・XV ハイブリッド(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)の吉永泰之社長は5月9日に発表した中期経営ビジョンの一環として、プラグインハイブリッド車(PHV)を開発し、北米市場から投入を図る計画を明らかにした。

米国カリフォルニア州でZEV(ゼロ・エミッショ・ビークル)法による環境規制が強化されるのに対応するもので、電動車両ではPHVを優先して開発する。吉永社長は、商品化に際しては提携先のトヨタ自動車の技術協力を仰ぐ考えを示した。

投入時期については直接の言及を避けたものの「ZEV規制に迅速に対応していきたい」とし、数年内の商品化を示唆した。富士重工は昨年から自社技術によるHVを日本で発売している。HVについても2020年以前に「次世代」タイプを商品化する計画だが、環境対応車では当面PHVを優先した開発スケジュールとなる。

《池原照雄》

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