富士重、新中期経営ビジョンを策定…グローバルで110万台超をめざす

自動車 ビジネス 企業動向
スバル・インプレッサ  新型(北米仕様)
スバル・インプレッサ 新型(北米仕様) 全 2 枚 拡大写真

富士重工業は5月9日、競争力強化と事業基盤整備を進め、持続的成長と発展を目指す新中期経営ビジョン「際立とう2020」を発表した。

同社は2011年7月に2015年度までを対象期間とする中期経営計画Motion-Vを発表。米国市場を主軸とした商品開発による販売伸長、衝突安全や運転支援システム「EyeSight」をはじめとする安全性への高評価、コスト低減活動などの取組みが奏功し、2013年度までに主要目標を前倒しで達成した。

今回発表した新中期経営ビジョンでは、2020年のありたい姿を「大きくはないが強い特徴を持ち質の高い企業」とし、その実現に向け「スバルブランドを磨く」「強い事業構造を創る」の2つの活動に集中し、付加価値経営を更に進め、環境変化への耐性を高めることに取り組むとしている。

商品戦略としては、SUVセグメントを中心にラインアップを強化し、新商品を間断なく投入。北米市場を最重要、日本・中国を第二の柱とし、グローバルで110万台プラスアルファを目指すとしている。なお、2014~16年度(3か年)の収益計画は、売上高8兆円(2011-2013年度実績5兆8382億円)、営業利益1兆円(同4909億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る