マレーシアの腐敗実態は悪化…TI-M調査

エマージング・マーケット 東南アジア

トランスペアレンシー・インターナショナル・マレーシア(TI-M)が6日、発表した世界各国の汚職実態の指標(GCE)によると、マレーシアの回答者の39%が、マレーシアにおける腐敗の実態が悪化していると考えていることが明らかになった。エッジ・マレーシアが報じた。

TI-Mの声明によると、回答者の12%が過去12カ月の間に警察に賄賂を払ったことがあると回答、8%は司法システムに対して、3%は教育システムに対し賄賂を支払ったと答えた。一方で回答者の79%は賄賂を見聞きした場合は通報すると回答した。マレーシアでは汚職が市民の生活にとり当たり前のことになってしまっており、政府レベルや市民レベルで、賄賂を支払うことが手っ取り早く物事を解決する方法との認識が、社会的に賄賂が受け入れられる要因になっているという。TI-Mは、大人のそういった行動が子供にも浸透しており、オープンで腐敗のない社会作りが必要だと指摘した。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  6. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  7. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  8. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  9. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  10. 車内で動画やサブスクが見放題!Apple CarPlayも!データシステム『U2KIT』はディスプレイオーディオ革命だPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る