マレーシア初のEVカーシェア、8月導入へ…2020年に3500台

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア初の電気自動車(EV)のカーシェアリング・システム「COSMOS」が今年8月に、導入される。ムスタパ・モハメド通産相が明らかにした。

カーシェアリング・システムは、首都圏での導入後、今年11月にはランカウイで導入する。その後マラッカ、ジョホール、ペナンなどにも展開する。サービスを利用するには登録が必要。会員カードが発行される。料金は1時間ごとの課金制度となる。料金は6月中に決定する。

カーシェアリング・システムのマネージメントを行うのは、国民車メーカーのプロトン・ホールディングスの元最高経営責任者のサイド・ザイナル・アビディン氏が設立したCMCコンソーシアム。700万リンギが投じられた。今年はEV60台を導入し、充電スタンド60カ所を設立する。2020年までにはEVを3500台に増加させる計画だ。

「COSMOS」は8月に、ナジブ・ラザク首相により正式発表される予定だ。
(ザ・サン、マレーシアン・リザーブ、ラクヤット・ポスト、5月7日、ベルナマ通信、5月6日)

広瀬やよい

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