石油ロイヤリティ、サラワク州が20%を要求へ…サバ州と共闘も、増額分は開発基金に

エマージング・マーケット 東南アジア

サラワク州議会は、連邦政府から受け取っている石油ロイヤリティを現行の5%から20%に引き上げるよう連邦政府に要求していく方針を全会一致で決議した。南洋商報が報じた。

ロイヤリティが少なすぎるとのかねてからの州民の不満を受けたもので、増額したロイヤリティ収入は開発基金に充当したい考えだ。ナジブ・ラザク首相が近くサラワク州を訪問する予定があるため、隣のサバ州と協力して陳情する計画だという。

財務省の資料によると、2012年における連邦政府の石油ロイヤリティ支払額は60億リンギ超。サラワク州の石油ロイヤリティ収入は26億2,600万リンギで、サバ・トレンガヌ州を含めた産油州3州の中でも最も多い。もしこれが20%であった場合には105億400万リンギになる計算だという。石油ロイヤリティは第2位のトレンガヌ州、第3位のサバ州共に5%に抑えられており、両州もトップのサラワク州の動向に注目している。

3月にアブドル・タイブ・マハムド氏の辞任を受けて州首相に就任したアデナン・サテム氏も、20%のロイヤリティ収入を希望すると発言していた。

伊藤 祐介

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