BMW M4クーペ 日本初公開…GWの富士スピードウェイに見参[写真蔵]

自動車 ニューモデル 新型車
BMW M4クーペ 公開(SUPER GT 第2戦)
BMW M4クーペ 公開(SUPER GT 第2戦) 全 32 枚 拡大写真

注目のニューモデルBMW『M4クーペ』日本初公開の舞台に選ばれたのは、SUPER GT第2戦が開催された5月3日、4日の富士スピードウェイ。今シーズンから同レースに参戦しているBMWジャパンならではというべきか。たしかにこのモデルの性能ををアピールするには最適の場所だ。

新型M4クーペは従来の『M3クーペ』が格上げされて『4シリーズ』となったモデル。このところのBMWが次々と発表している偶数シリーズのひとつだ。日本では2月から注文を受け付け、7月から納車および販売開始を予定しているが、今回はそれに先立った特別公開となっている。

これまで以上にスポーツ性が高められたM4クーペは新開発の3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載。ダイレクトインジェクションやバルブトロニックとの組み合わせに加え、剛性の高いクローズドデッキのシリンダーや鍛造クランクシャフトも備える。最高出力431psを発揮しながら燃費は大幅に改善した。さらに、ターボエンジンでありながら自然吸気エンジンのような官能的な吹け上がりをも実現している。

軽量化も大胆に推し進めており、エンジンフードやフロントサイドパネルはアルミ製、トランクリッドはCFRP製。さらに驚くべきことに、プロペラシャフトもCFRP製とし、それ自体が軽量なのはもちろん、中間ベアリングを不要として大幅な軽量化を達成している。こうした軽量パーツの採用により、車重は先代モデルよりも80kgも軽くなった。

BMWブースの前に展示されたM4クーペはこれまでに公開された写真と同じオースチンイエローのボディで、程よいスポーティさ、程よい個性、そして得も言われぬ存在感を放っていた。当日はグランツーリスモ6によるバーチャルなレースでアジアチャンピオンを決める「BMW Z4 Challenge」も開催しており、レースファンで賑わう富士スピードウェイの中でも常に人だかりが絶えない人気ブースとなっていた。

《雪岡直樹》

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