キャデラック CTS-Vクーペ、最終仕様を発表…4年の歴史に幕

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キャデラック CTS-Vクーペ スペシャルエディション
キャデラック CTS-Vクーペ スペシャルエディション 全 6 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックは5月12日、2015年モデルの『CTS-Vクーペ』を発表した。現行型の最終モデルとなる。

キャデラックCTS-Vクーペは2010年1月、デトロイトモーターショー10で発表。6.2リットルV型8気筒スーパーチャージャーは、先代シボレー『コルベット』の最強グレード、「ZR-1」用と基本的に共通。イートン製スーパーチャージャーの効果で、最大出力556ps、最大トルク76.2kgmを引き出す。

トランスミッションは、6速MTとパドルシフト付き6速AT。動力性能は0-96km/h加速3.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)の実力。2008年5月、同じエンジンを積むセダンのCTS-Vが、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでタイムアタックを行い、市販4ドア車として初めて8分を切る7分59秒32を計測している。

5月12日、キャデラックはCTS-Vクーペの2015年モデルを発表。限定500台の「スペシャルエディション」をもって、現行CTS-Vクーペは生産を終了する。

スペシャルエディションでは、レカロ製シート、専用ウッドパネル、スウェードのステアリングホイールやシフトレバーを装備。フロントグリルはダークカラー、ブレーキキャリパーは赤、アルミホイールはサテングラファイト仕上げとなっている。

《森脇稔》

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