居眠り運転も防げる? スマホ連動メガネ「眼の活動量計」発売へ

自動車 ビジネス 国内マーケット
眼電位センサーを搭載した“眼の活動量計”「JINS MEME」。発売は2015年の予定
眼電位センサーを搭載した“眼の活動量計”「JINS MEME」。発売は2015年の予定 全 5 枚 拡大写真

 ジェイアイエヌは13日、「JINS」ブランドから三点式眼電位センサーを搭載した“眼の活動量計”「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」を発表した。これにより自身の疲れや眠気を可視化するという。発売は2015年を予定している。

 「JINS MEME」とは、「自分を見る」をコンセプトに制作された言ってみれば“眼の活動量計”。人の眼球は、角膜側が正の電荷、網膜側が負の電荷を帯びており、その電位差を眼電位という。「JINS MEME」に搭載される三点式眼電位センサーは、鼻パッドと眉間部分から検出される眼電位により、八方向の視線移動とまばたきのリアルタイム測定を実現。眼の動きを継続的にとらえることにより、着用者も自覚していないような、人間個人のより深いところから得られる深度及び精度の高いデ-タである「Deep Data」の取得が可能となる。

 具体的には、眼の動きから、オフィス作業時の疲れや集中度を割り出したり、ドライブシーンで眠気が増したときに起こる眼特有の動きを検出してドライバーに警告したりといったことを行う。眼球の動きを判断するアルゴリズムは、芝浦工業大学・加納慎一郎氏などの専門家と共同開発した。

 「JINS MEME」本体には三点式眼電位センサーと、三軸加速度センサー 、三軸ジャイロ(角速度)センサーを搭載。Bluetoothに対応しており、専用のアプリをインストールしたスマートフォンと通信し、データをスマートフォンで確認するといったことが可能。ウェリントン型、ハーフリム型、サングラス型の3タイプが用意される。度付きレンズに交換も可能(サングラスタイプを除く)。重量はウェリントン型で約36g。バッテリーを内蔵しており、動作時間は約8時間。マイクロUSBポートを装備しており、PCとの接続も可能。

疲れや眠気を可視化! JINSから“眼の活動量計”「JINS MEME」登場

《関口賢@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る