クライスラーグループ、米工場で9速ATの生産を開始

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クライスラーグループの米工場で9速ATの生産を開始
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米国の自動車大手、クライスラーグループは5月13日、米国インディアナ州ティプトンのトランスミッション工場において、9速ATの生産を開始した。

世界の自動車メーカーのトレンドは、ATの多段化。クライスラーグループもこのトレンドに対応し、9速ATを市販車に採用する。同社の場合、自社で9速ATを生産するのが特徴。

ティプトンのトランスミッション工場の年産能力は、80万基。クライスラーグループは同工場を、9速ATの世界のハブ拠点に位置付ける。

また、クライスラーグループは同工場に、9速ATの生産準備として、1億6200万ドル(約165億円)を投資してきた。同工場では9速ATの生産に関連して、2015年末までに、850名の新規雇用が創出される見通し。

生産開始記念式典には、クライスラーグループのセルジオ・マルキオンネ会長兼CEOが登壇。「この地域の労働者が、優れた品質の商品を生産し続けてきたという事実が、私の自信の根拠」とコメントしている。

《森脇稔》

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