ドコモ新料金プラン、得か損か

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 6月1日から提供が開始されるNTTドコモの「新料金」。5月15日から予約が始まり、最初の週末を迎えたドコモショップ大手町店(東京)で、新料金への移行シミュレーションを試してみた。そこで即座に予約へと至ってしまった経緯をレポートしよう。

 「ではまず、お客様のご利用状況を」(同店スタッフの山崎さん)ということで、携帯電話の番号と、ネットワーク暗証番号を入力。間髪いれずに「料金プラン診断結果(一覧)」がプリントアウトされ、目の前に差し出された。

 その「お得額」の欄を見て、驚いた。新料金への移行後は、これまでのプランより1カ月1万円前後も安くなると表示されたのだ。

 現在、筆者の料金プランは、スマートフォン向け「Xiパケ・ホーダイ フラット」。2014年3月利用分内訳を見ると、下記のような“ありさま”だ。

743円……基本使用料(タイプXiにねん(10年超))[月額]
5700円……Xiパケ・ホーダイ フラット定額料
300円……付加機能使用料(spモード/メール等含む)[月額]
186円……Xi・SMS通信料
1万0800円……Xi通話料(合計)
300円……ドコモWi-Fi利用料(spモード)[月額]

 仕事上、外出先での音声通話が多く、上記のようにXi通話料が1万円を超える月もあり、平均利用額が1万6000円前後になっていた。

 「6月1日からはこのような新料金プランでどうでしょう」と山崎さんにすすめられた組み合わせが、下記のような“衝撃プラン”だ。

2700円……カケホーダイプラン(スマホ/タブ)
300円……インターネット接続サービス「spモード」
3500円……データSパック(利用可能データ量2GB/月)

 合計で月々6500円。新料金ブランの注目、「カケホーダイ」は、回数や時間制限のない通話定額サービスで、他社の携帯電話や固定電話にもこの2700円で何度でもかけられる。これだけでも衝撃的な結果だが、継続される「月々サポート適用額」や「永年キャンペーン割引料(ドコモWi-Fi)[月額]」などの割引などで月々6000円弱という診断額が並べられていた。

 2年間同一回線の継続利用で、契約期間内での回線解約・定期契約のない料金プランへの変更時などには、9500円の解約金がかかるなどの条件があるが、とにかく1万円も安くなるならば、「いつ予約するの? いまでしょ!」だ。

 記者のような新料金への移行・予約の場合、「窓口であれば10分ほどで完了する」(同店・山崎さん)という。また、同店副店長の藤江さんは「来店者の約3割が新料金の相談。音声通話の多いビジネスマンや年配の方、IP電話の品質に不満を抱えているユーザーなどが、新料金へ移行している。ぜひこの機会に料金シミュレーションを経て新料金の魅力を実感してほしい」と話していた。

 6月から、気兼ねなく他社のスマホや携帯電話、固定電話に気兼ねなく電話がかけられる。こんどは、家族でパケットを分け合える「シェアパック」についても相談したいと思った次第。

ドコモ新料金で、1万円得に! プラン診断してわかったこと

《大野雅人@RBB TODAY》

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