豊田自動織機は、5月21日から5月23日までパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2014」に出展する。
今回の出展では、「OPEN 3E WORLD」をテーマに、スマートモビリティ社会の実現に向け、環境負荷低減に貢献する最先端の環境技術を紹介する。
軽量で形状の自由度が高い樹脂の特長を活かし、さまざまな機能を統合した「多機能樹脂ルーフ」を参考出品する。樹脂の特長を活かし、ソーラーセルやカメラなどのさまざまな機能を統合したもの。
また、ハイブリッド車(HV)・プラグインハイブリッド車(PHV)・EV用の「パワーエレクトロニクス製品」や「カーエアコン用電動コンプレッサー」を出展する。プリウスやアクアに搭載されているカーエアコン用電動コンプレッサー「ES14」は、前モデルと同等の冷房能力を確保しながら、20%の小型・軽量化を実現し、車両搭載性を向上させている。
インバーターに車両制御機能を内蔵することで、電動車両に最適なシステムを提供する「超小型EV用インバーター」も出品する。他にも、HV用バッテリーの高電圧を降圧し、ライトなど車載機器への電源供給や、補機バッテリーへの充電を行う「DC-DCコンバーター」、携帯機器の充電や災害時の非常用電源にも活用できる「ACインバーター」を展示する。
同社では、PHV・EVの普及に向け、充電インフラと車載充電器の開発に取り組んでおり、公共の場所への設置に適した「通信機能付充電スタンド」と、コンパクトな壁付タイプの「家庭用充電装置」、トヨタ・プリウスPHV搭載の「車載充電器」を展示する。