スパンション、車載用マイクロコントローラの新ファミリを発表

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フラッシュメモリ関連メーカーのスパンションは5月20日、車載用アプリケーション向けに新しいマイクロコントローラファミリを発表した。

「Spansion Traveoマイコンファミリ」は、ARM社製Cortex-R5コアを搭載し、充電用設備、車両電子機器、バッテリ管理、クラスターディスプレイ、HVAC、ADAS(先進運転支援システム)などの幅広い車載用アプリケーション向けに、高性能ヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)、優れたセキュリティ、高度なネットワーキングを提供する。

Spansion Traveoファミリとして初めての製品となる「MB9D560」は、2Mバイトのフラッシュメモリを内蔵し、200MHzで動作可能なARM Cortex-R5コアを2個搭載。モータ制御のレゾルバセンサ用に2つのインターフェース回路を持ち、モータ制御動作用に2つのハードウェアIPを備える。各コアは、内蔵の浮動小数点ユニット(FPU)を有し、1.66DMIPS/MHzの性能で動作する。

新製品は、ハイブリッド車(HEV)および電気自動車(EV)に使用されている車両充電用設備向け製品として、市場へ投入する。

《纐纈敏也@DAYS》

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