マツダ車サプライヤー2社が投資を検討 北部経済回廊への進出で交渉中

エマージング・マーケット 東南アジア

北部回廊経済地域(NCER)の推進母体、北部回廊実行庁(NCIA)は、マツダに部品を供給する日本企業2社がNCERへの投資を検討していることを明らかにした。

19-23日の日程でビジネス及び投資ミッションを率いて東京と広島を訪れているレザ・ラフィク最高責任者によると、投資に関心を示しているのは、座席とシフトレバーを供給するデルタ工業と、排気系製品を供給するヒロテック。現在2企業との交渉が行われている。

マツダは16日、ケダ州クリムのイノコム社の敷地内において、1億リンギを投じたマツダ車専用の車両組立工場を開設したと発表。NCERには13社の自動車企業が投資をおこなっているが、マツダは日本唯一の自動車メーカーとなっている。

昨年1月にはマツダ車向けの部品を供給する日本クライメイト・システムズ(JCS、本社・広島)が、NCERにおいてマツダ車向けの空調、温調設備を生産するためザダコープと合弁企業に関する契約を締結した。下半期の運転開始が見込まれている。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ、5月21日、ベルナマ通信、5月20日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  6. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  7. 軽キャン人気継続も新型キャブコン登場で話題…キャンピングカーランキング 5月
  8. 「ハリケーン」エンジン搭載ジープが米警察車両に、「コマンド・オペレーション・ビークル」発表
  9. 「真のアメリカ製ハイパーカー」爆誕! 電動AWDを搭載した最強の『コルベット』は1250馬力の怪物
  10. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る