日本訪問のナジブ首相、安倍首相と会談を予定

エマージング・マーケット 東南アジア

ナジブ・ラザク首相は訪問先の東京で安倍晋三首相と首脳会談を行う予定だ。会談では経済や投資に焦点を置き、より包括的な二国間の協力について話し合われると見られている。

また、31年目を迎えるルック・イースト政策(東方政策)の第2波についても協議が行われる予定だ。第2波では教育や人材育成だけでなく、経済や投資面での協力にも重点が置かれる。

ナジブ首相と安倍首相が首脳会談を行うのはここ10カ月間で3度目となる。シャハルディン・モハマド・ソム駐日マレーシア大使は、マレーシア航空(MAS)MH370便の失踪事件に関して、安倍首相はナジブ首相に対して支援を表明、豪州沖における捜索活動にも海上自衛隊や海上保安庁が協力しており、両首相の絆は強いと述べた。

ナジブ首相は昨年12月に東京を訪問した際、マレーシアと日本は「旧友」であり友情は深まっているとコメント。両国関係は経済協力の基に成り立っていると語った。

日本企業はマレーシアにおいて活発に投資を行っており、これまでに30万人分の雇用を創出している。
製造業における日本企業の投資額は昨年730億リンギとなっている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、5月21日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  5. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  6. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  7. 『頭文字D』『MFゴースト』『昴と彗星』が東京オートサロン2026に集結、AE86・BRZ・86を展示
  8. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  9. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
  10. 【プジョー 2008 新型試乗】サイズ、安全支援、装備の充実度もレベルが高い…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る