中国からのパンダ2頭、マレーシアに到着 6月から公開予定

エマージング・マーケット 東南アジア

中国からマレーシアに貸与されたジャイアント・パンダ2頭が、21日午前8時に無事マレーシアに到着。受け入れ先の国立動物園ズー・ネガラのパンダ舎に入った。

マレーシアに来たのは、メスの「フェンイー(鳳儀)」とオスの「フーワ(福娃)」。パンダのレンタルは、2014年の馬・中国交樹立40周年の記念として両国間で合意したもの。馴染みやすいようにマレーシア名を一般募集しており、ナジブ・ラザク首相が近く発表する。

ズー・ネガラによると、パンダ舎は6月から一般公開する予定。公開時間は午前9時から午後5時。反響が大きい場合には、公開時間を午後6時まで延長する。

パンダ舎の入場には別途料金がかかる。大人が20リンギ、子供およびシニアが10リンギ、身体障害者は無料となる。最初の1年で50万人の入場が見込まれている。
マレーシア天然資源環境省は、パンダ2頭が10年間の長期滞在ビザ「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム」(MM2H)を取得したことを明らかにした。フェンイーとフーワは、動物として初めてのMM2H取得者となった。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、5月21日、ベルナマ通信、5月20日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  4. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  5. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  6. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  7. 「水素エンジンバイク」に立ちはだかる障壁と、ヤマハの挑戦…開発者「環境と感動を、どちらも諦めない」
  8. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  9. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  10. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る