メルセデスベンツ日本(MBJ)は5月20日、東日本大震災で被災した東松島市と釜石市の「復興まちづくり」を支援するため、両市にマイクロコンパクトカー『スマート電気自動車』を無償譲渡すると発表した。
MBJは、東日本大震災復興支援の一環として両市に昨年4月より同車を貸与してきたが、約1年間の活動を通しその有用性が実証されたため、より幅広い活動に対し新しい枠組みで協力する。
MBJは、今年3月に開催した「スマートEVサミット 2014 in 陸前高田」で、両市の復興計画担当者とスマート電気自動車の活用実績について意見を交換。公用車にスマート電気自動車を導入したことで、環境への配慮や車の運転スタイルにおいて大きな意識改革がはかれたとし、未来のまちづくりにおける電気自動車の有用性を確認した。
MBJは両市の取組みに共鳴するとともに、高い環境適合性を持つスマートブランドとの親和性が高いことを鑑み、スマート電気自動車を継続して活用してもらうことで合意。今後も両市のスマートシティ・スマートコミュニティ計画の推進を支援していく。