ロールスロイス、50名の職人が仕上げるレザーインテリア

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ロールス・ロイス・モーターカーズ・リミテッドゴーストとレイスのインテリア・レザー担当のハナクレアさん
ロールス・ロイス・モーターカーズ・リミテッドゴーストとレイスのインテリア・レザー担当のハナクレアさん 全 8 枚 拡大写真

5月16日に開催された、ロールス・ロイスアイコンツアーに、イギリスのグッドウッドから、2人の職人が来日した。

【画像全8枚】

その一人は、ロールス・ロイス・モーターカーズ・リミテッドゴーストとレイスのインテリア・レザー担当のハナ・クレアさんだ。「全てのロールス・ロイスはカスタムメイドで、ユーザーが革の色や種類を決めることが出来る」という。その革は、「全て、天然の雄牛のもので、ロールス・ロイスで使われている革の品質は最高級で素晴らしいもの。革の種類は鞣した革や、少しシボのあるものなどいろいろと選ぶことが可能だ」と話す。

ハナさんは、レザーショップに所属し、その中にはビスポークを行う部門もある。「我々はユーザーの声に耳を傾けているので、ユーザーのアイディアをベースにその革に刺しゅうを施していくことも可能だ。ロールス・ロイスというクルマを自分だけのものにしたいという場合には、革に自分なりのデザインを施すことが出来る」と説明。

「レザーショップのチームは2シフトの交代制で、大体50名くらいで構成されている。その50名が縫い物や刺しゅうを行っている」という。

もともと学校でアートを先行し、美術工芸品の店を経営していたハナさんは、「ロールス・ロイスに勤めていた友人に勧められて入社した。最初は工場で働くことに抵抗があったが、実際には、ビスポークなどとても興味深い環境だったので、自分を活かせると考えた」と入社動機を述べる。

その研修は約3か月だった。「正確に、かつ効率よく出来ることが目標で、インテリアはレザーが多いので仕事を覚える際には、時間的に効率よく、正確に出来ることが大事なのだ。それらを全て身につけて初めて、実務に就くことが出来る」とした。

最後にハナさんは、「ロンドンなどで自分が手掛けた完成車を見たときにとてもうれしく、仕事のやりがいを感じる」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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