【レッドブル・エアレース 第3戦】ナイジェル・ラム選手「エアレースは自分へのチャレンジ」

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
ナイジェル・ラム選手
ナイジェル・ラム選手 全 56 枚 拡大写真

マレーシア・プロラジャヤで開催されたレッドブル・エアレース第3戦は、ブライトリングの黄色い機体を操るイギリス出身パイロット、ナイジェル・ラム選手が優勝。2005年の参戦以来初の優勝を遂げた彼に、レッドブル・エアレースの魅力を聞いた。

アジア初開催となったマレーシア戦だが、レース前に今シーズンを振り返って「(第2戦の)クロアチアは良いことも悪いこともありましたが、残念な結果となりました。明日は勝ちにいきます!」と話していたラム選手。決勝レースでは見事、表彰台の頂点を獲得した。

レース後、ラム選手は「予選でパイロンにタッチしてしまったが、気持ちを切り替えることで優勝することが出来た。長い期間入賞できなかったので、モチベーションを維持するのが大変だったが、この結果も良いチームに恵まれたおかげ」とコメント。チームのサポートがあってこそだという。

3年間のブランクを経て復活したレッドブル・エアレース。2014年シーズンは、これまで開催されたアラブ首長国連邦・アブダビ、クロアチア・ロヴィ二、マレーシア・プトラジャヤに続き、今後、ポーランド・グディニャ、イギリス・アスコット、アメリカ・フォートワース、アメリカ・ラスベガス、中国・北京の8都市での開催が予定されている。休止されていた間は「とても残念でしたが、私自身は、ブライトリング・フライトチームとしての活動や中東での競技に参加していました。いろいろな仕事があるなかでも、いつもエアレースが復活することを願っていました」(ラム選手)という。

2014年シーズンからは、エンジンとプロペラの共通化など、安全性向上のために新しいレギュレーションが導入された。ラム選手は「新レギュレーションによって、機体がイコールコンディションに近づき、パイロット同士接近した戦いとなる。これは観客にとっても我々にとっても嬉しいこと」と話す。

最後に、レッドブル・エアレースの魅力はどこにあるのかと聞くと、「私には子供の頃から飛ぶことへの情熱がありましたし、今でもそれがある限り飛び続けたいと思っています。このレッドブル・エアレースは自分へのチャレンジです」と語った。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  2. ついに生産終了、スズキ『Vストローム650』がなぜ今も「傑作マシン」と語り継がれるのか
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る