4月の フィアット 欧州販売、1.5%増…500 と パンダ がAセグを制す

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イタリアの自動車大手、フィアットグループは5月16日、4月の欧州における新車販売の結果を公表した。総販売台数は6万9508台。前年同月比は1.5%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。

ブランド別では、主力のフィアットが前年同月比3%増の5万4271台と、3か月連続のプラス。『500』シリーズが7%増の約1万6000台、『パンダ』が約1万3000台を販売。4月、欧州Aセグメントで30%の市場シェアを確保した。フィアットによると、この2車種の合計シェアは、欧州Aセグメントで最大になるという。とくに『500L』が、前年同月比95.9%増の9800台以上と牽引役を果たす。

また、ランチア/クライスラーは、前年同月比18.4%減の6225台と、5か月ぶりに減少。クライスラーグループ傘下のジープは、前年同月比51.9%増の2639台と、3か月連続で前年実績を上回った。一方、アルファロメオは7.7%減の5421台と、前年実績に対して33か月連続のマイナスが続く。

国別の販売実績では、英国とスペインが好調。4月実績の前年同月比は、英国が9.3%増、スペインが46.9%増。ドイツも3.3%増、フランスも1.2%増と伸びた。

また、高級スポーツカーのフェラーリとマセラティは4月、欧州で合計2983台を売り上げている。

《森脇稔》

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