トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は5月22日、レクサス『GS』のリコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、2013年モデルのレクサスGSの3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジン搭載車、「GS350」グレードが対象。ブレーキの不具合によるものだ。
米国トヨタ販売によると、2013年モデルのレクサスGS350には、製造段階でのエラーにより、走行中、ブレーキペダルを踏んでいないのに、ブレーキが作動する可能性があるという。またこの時、ブレーキランプは点灯しない。
米国トヨタ販売は、対象車を保有する顧客に連絡。交換部品が用意でき次第、ブレーキペダルとその関連部品を交換するリコール作業に着手する予定だ。米国でリコールに該当するのは、約1万0500台。
なお、米国トヨタ販売は、「この不具合に起因する事故や死傷者の報告は受けていない」と説明している。