太田昭宏国土交通相は23日の閣議後会見で、LCCの欠航発表が相次いでいる問題について「多くの多大な影響を与えたことについて、大変遺憾に思っている」と述べた。
要因の1つとなっているパイロット不足について太田国交相は「世界的にパイロットを奪い合う状況にあり、パイロットの確保が非常に大事な課題だ」と述べ、短期的な対策として、自衛隊の経験者採用、外国人パイロットの採用、パイロットの健康管理などをあげた。
さらに国交相は「中期的には、育成により力を注ぐことになる。利用者のLCCへの期待は非常に大きいので、実態の掌握と対策について力を注ぎたい」と意欲を示した。