ルフトハンザ航空、B747-8を長距離路線に…プレミアムエコノミーを導入

航空 企業動向
ルフトハンザドイツ航空、新しいプレミアムエコノミークラスをB747-8に導入
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ルフトハンザドイツ航空は、新しいプレミアムエコノミークラスを導入したボーイング747-8型機を長距離路線で12月10日から運航開始すると発表した。

新しいプレミアムエコノミークラスを導入した747-8型機はフランクフルトを発着し、ブエノスアイレス、シカゴ、香港、メキシコシティー、サンパウロ、ソウル、北京、ワシントンDCを結ぶ路線に導入する。

また、2015年1月下旬からは、新クラスを追加導入したエアバスA340-600型機がミュンヘンから、香港、上海、東京(羽田)などへ運航する。日本路線での新クラス予約開始時期は、6月中旬の予定。

新しいプレミアム・エコノミークラスの座席は、ミューラー/ロムカ・インダストリアル・デザインとの提携により設計、シート製造会社のZIM Flugsitzで生産する。機材のタイプに応じて座席幅を最大3センチメートル拡大、座席間に広いアームレスト、センターコンソールを設置したことにより、座席の間隔は約10センチメートル広がる。

背もたれは、より深いリクライニングが可能で、シートピッチはより広々とした38インチ(97.5センチメートル)となった。乗客はエコノミークラスより1.5倍広い空間を提供する。ヘッドレストは、高さを調整可能で、快適性をサポートするため、両側を曲げることも可能。

ボトルホルダーや電源ソケット、手回り品のための豊富な収納スペースなど、座席周りの実用的な機能の充実も図った。

プレミアム・エコノミークラスは、ビジネス、エコノミー両クラスの間で明確に独立したコンパートメントとして機内に設置される。機材のタイプにより21~52席が導入される。今秋から機材ごとに段階的に設置し、2015年夏に完了する予定。

《レスポンス編集部》

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