GM の大規模リコール、29件に…全世界で1500万台以上が対象

自動車 テクノロジー 安全
シボレーHHR
シボレーHHR 全 1 枚 拡大写真

大規模なリコール(回収・無償修理)問題に揺れるGM。同社のリコールの最新状況がまとまった。

これは5月20日、GMが明らかにしたもの。同社は、「2014年になって、米国で29件のリコールを当局に届け出た」と公表している。

GMの大規模リコールは、2014年初頭に発覚。過去に販売されたGM車のイグニッションスイッチの不具合によるものだった。走行中、エンジンキーが勝手に戻り、エンジンが停止。この状態で事故を起こせば、エアバッグが作動しない。この不具合により、13名の乗員が死亡したとされる。

このリコールの後、GMは社内で不具合の洗い出しを徹底。その結果、2014年の現時点でのリコール件数は、29件に。現在、調査中の事例も含めると、さらにリコール件数は拡大する可能性がある。

また、これらのリコールは米国以外の全世界にも波及。29件のリコールの対象台数は、すでに全世界で1500万台を超えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  4. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る