ホンダの米国市場での主力セダン、『アコード』。同車が2014年第1四半期(1-3月)、米国での個人向け販売において、乗用車の最量販モデルになったことが判明した。
これは5月22日、ホンダの米国法人、アメリカンホンダが明らかにしたもの。米国の大手調査会社、IHSオートモーティブのデータを引用し、「アコードが2014年第1四半期の米国個人向け販売で、乗用車の首位に立った」と公表している。
アメリカンホンダによると、2014年第1四半期のアコードの米国個人向け販売台数は、7万8355台。2位のモデルに、およそ1000台の差をつけたという。アメリカンホンダは、この2位の車名を明らかにしていないが、トヨタ『カムリ』を指すのは明白。
そのカムリの2014年第1四半期の米国販売は、米国トヨタ販売の発表によると、9万4283台。カムリの台数は、法人や官公庁など、個人以外への販売を含めた数字。米国トヨタ販売は、カムリの個人向け販売台数を公表していないが、アメリカンホンダの発表に従えば、アコードの7万8355台を下回ったことになる。
アメリカンホンダは、「アコードだけでなく、2014年第1四半期、『シビック』、『CR-V』、『オデッセイ』が、各セグメントの個人向け販売で首位になった」と説明している。