【アルファロメオ 4C 発表】唯一デザインの自由が許されたサイドビュー

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アルファロメオ・4C
アルファロメオ・4C 全 8 枚 拡大写真
アルファロメオ『4C』のエクステリアは様々な機能的条件を踏まえながらデザインされた。その中で、「唯一自由なデザインが許された領域はサイドビューだ」と話すのは、フィアットクライスラーグループ、アルファロメオ・エクステリアデザイナーのアレッサンドロ・マッコリーニさん。

サイドビューはエアインテークを境に前後に分かれる。「リアはリアフェンダーにボリュームを与えることによって、パワー自体が後ろ側から出ているように、力がみなぎっているイメージ(ミッドシップレイアウトを表現)を持たせ、その力が、ダイナミックな躍動感として前に向かって変化していくように、エアインテークからフロントフェンダーに抜けていくラインで表現した。後ろのボリュームと前のボリュームとの対比によって全体的な流れが生まれていると思う」と述べる。

マッコリ―二さんは、「フロントのデザインは、技術的な面とデザインとで苦労したが、サイドは運転席とエンジンの位置関係をレイアウト通り、あるいはより近く見せることに苦労した。なぜなら、デザインをスタートする際の指示書に書かれていたレイアウトが素晴らしいものだったので、エクステリアデザインでもその素晴らしさがわかるようにしたかったのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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