「さすがトヨタOG」映画審査員に初挑戦、コメントで魅せた“すべらない”安藤美姫

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斎藤工&安藤美姫&倉科カナ/「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」オープニング・セレモニー
斎藤工&安藤美姫&倉科カナ/「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」オープニング・セレモニー 全 9 枚 拡大写真

5月29日(木)、今年で16回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(以下:SSFF & ASIA)のオープニング・セレモニーが東京・渋谷ヒカリエで開催され、俳優の斎藤工やフィギアスケーターの安藤美姫など豪華な面々が顔を揃えた。

米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優の別所哲也が、創立者として1999年に東京・原宿で誕生させたこの映画祭。例年、カンヌ国際映画祭の熱が冷めやらぬ間にスタートし、今年も原宿を中心に、表参道、横浜で開催される。

この日、斎藤さんは客席の女性ファンからの大歓声に迎えられて登場。今年の「SSFF & ASIA」のフェスティバル・アンバサダーとなったLiLicoも「ただカッコいいとかじゃなくて、もう好きとかではなくて、“お殿様”席にいる感じですね」と目をハートにさせていた。

斎藤さんは、本映画祭では俳優ではなく“監督”としての参加。UULAと本映画祭がコラボを果たした「UULA×ShortShort特別製作プログラム」にて製作された、田辺桃子、井浦新をキャストに迎え、「大橋トリオ」の楽曲「HONEY」を起用した短編ラブストーリー『半分ノ世界』でメガホンを握った。

監督というこれまでとは違った役回りに、俳優とは違った面白みがあったといい「スポーツの監督と一緒で、フィールドには入らずに戦術を伝えて、託す立ち場なんだと思いました。現場でもっと色んなものをしょい込むのかなと思っていたんですが、脚本などの準備段階で全てのものに恵まれたので、非常にリラックスしていられました」と製作当時をふり返る。

しかし一方では、「僕は捻くれた人間なので、役者が映画を撮るっていうと非常にうがった見方をされるんだろうなと思っていたので、逆境感をあえて感じながら…そう見られるのなら、だったらやってやろうと思いました。そのためには脚本だと思って、僕の尊敬する金沢知樹という脚本家さんとめちゃくちゃ良い脚本を作れば、きっと良いものが出来るだろうと思って作ってました」とシニカルなコメントも。果たして、どんな作品に仕上がっているのか気になるところだ。

また、安藤選手が審査員として参加した「地球を救え部門」の「優秀賞(環境大臣賞)」の発表もこの日行われた。受賞したのは、八代健志監督の『薪とカンタとじいじいと。』。ストップモーション・アニメーションを使って、雪深い村に暮らすと男の子・カンタとじいじいの暮らしを温かく描いた作品だ。

今回初めて映画祭で審査員を務めた安藤選手は、「小さい頃からスケートばかりの人生でしたので、このようなショートフィルムを拝見させていただくのも初めてで、2~3分間で“表現する”ということでいうと、スケートの場合だとショートプログラムが2分50秒で作品を作るので、すごく共感する部分も多かったです」と語る。

さらに、“地球環境”をテーマにした同部門での審査を終えて、「世界で戦わせていただく機会も多くて、世界での環境問題もたくさん目にしてきました。今回、色んな国でのショートフィルムを通して、環境問題を再認識できました」とテーマの大きさを真摯に語り、その完璧なコメントに、共に審査員を務めた芸人で映画監督でもある品川ヒロシ(品川庄司)は「あまりにも完璧で(次の自分のコメントに)ビビってます…」と冷や汗をかいていた。

そのほかにも、今年からスタートする“和の食文化”をテーマとした農林水産省とのタイアッププロジェクト「Food & Agri」発表の際には、倉科カナと芸人のパトリック・ハーラン(パックンマックン)を迎えてのトークセッションが行われたり、新進気鋭の映画ディレクターを起用したプロジェクト「LEXUS SHORT FILMS」のワールド・プレミアが行われるなど例年以上に大きな盛り上がりを見せていた。

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2014」開催期間は、5月30日(金)~6月15日(日)まで東京(2会場)・横浜(1会場)にて。グランプリほか各部門の優秀賞は、6月9日(月)にAiiA Theater Tokyoにて行われるアワードセレモニーにて発表される。

斎藤工、安藤美姫、倉科カナらが華やかに彩る…「SSFF&ASIA 2014」ついに開幕!

《text:cinemacafe.net》

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