インドのナレンドラ・モディ大統領が優先事項として掲げる政策の一つに特急列車の整備があるが、デリー~アグラ間でこうした特急列車を年内に運行させる計画があるとエコノミックタイムスが報じた。
鉄道省のサダナンダ・ゴウダ大臣は既にモディ大統領と会談を行っている。それによるとデリー~アグラ間を結ぶ列車は160km/hでの走行が可能で、今年の11月までには鉄道安全管理委員会の監査を受け、年内には運転が開始できると見られている。
現状では、ボーパル・シャダブティ・エクスプレスが平均120km/hの速度でデリー~アグラ間を126分で結んでいるが、これが160km/hまで引き上げられると、200km離れた都市間を約90分で移動することができるようになる。