マツダは、自動車リサイクル法に基づく2013年度(2013年4月1日~14年3月31日)の使用済み自動車のリサイクル実績を公表した。
2013年度のASR(自動車シュレッダーダスト)の引取りが17万台、重量が3万4000トンで、このうち3万3000トンを再資源化した。ASRの再資源化率は97%で、2012年度より1ポイント改善し、2015年度法定基準70%を2008年度から継続して達成した。これは車両のリサイクル実効率で約99%に相当する。
エアバッグ類は、13万台(44万個)を引取り、ガス発生器の重量にして26.4トンで、うち24.8トンを再資源化した。エアバッグ類の再資源化率は94%と法定基準85%を上回り、フロン類についても15万台を適正に処理したとしている。
特定3品目の再資源化などに要した費用の総額は15億9000万円で、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金の総額は18億1000万円、全体収支は2億3000万円の黒字となった。