カクテル?ワイン?…いや、六本木には牛乳が似合う!

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東京六本木に牧場が登場、酪農の魅力を発信した
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 6月1日の”牛乳の日”。日本の酪農が生み出す牛乳や乳製品の魅力を伝えようと東京都心の六本木ヒルズに一日限りの「六本木牧場」がオープン。芝生が敷き詰められた特設の牧場では牛乳の試飲会などが行われ、小さな子供を連れた家族が多く集まった。

 6月1日は、国際連合食糧農業機関(FAO)が「世界牛乳の日(World Milk Day)」として提唱し、日本においても毎年6月1日を「牛乳の日」、6月を「牛乳月間」と制定して、日本の酪農が生み出す牛乳や乳製品の魅力を発信する活動が行われていて、このイベントも、国内で販売される牛乳は100%国産であることを知ってもらおうと開催されたもの。

 特設ステージでは、千葉県を中心に活動するアイドルグループ「CowMix(カウミックス)」が酪農応援ソングを披露。酪農を学ぶ高校生、神奈川県立相原高等学校・畜産部の部員が日々の活動を紹介するトークステージや、酪農家を代表して埼玉県にある吉田牧場の牧場主、吉田恭寛さんが牛乳にまつわるクイズを出題するステージイベントなどを用意して、日本の酪農をPRした。

 会場では「牛乳」の試飲会のほか、国産100%で作られた「ラクレットチーズ」など牛乳・乳製品の新しい楽しみ方を紹介。この日は、気温の上昇もあってか「ソフトクリーム」の販売には長い行列ができていた。

 また、「手作りバター教室」には多くの子供たちが参加、バターが牛乳からできていることを体験した。牛乳からバターができる仕組みは、しぼりたての生乳には脂肪の粒が含まれていてこれがくっついて固まったのがバターとなるのだが、子供たちは手渡された容器を振ってバターになっていく様子を体験、出来上がったバターを美味しそうに試食していたのが印象的。

 イベントを主催する中央酪農会議の事務局長は「普段我々が飲んでいる牛乳は、酪農家がいてお届けできることを理解してもらうと、この”牛乳の日”にイベントを開催しました。初めての開催でしたが、お子さん連れの方々が多く来場されていて、牛乳や酪農について親子で知るきっかけになったかと思います」と話した。

牛乳の日、六本木に牧場が登場…親子で酪農の魅力を体験

《椿山和雄@RBB TODAY》

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