GM、大型ピックアップトラック2車をリコール…発電機から火災の可能性

自動車 テクノロジー 安全
シエラHD
シエラHD 全 2 枚 拡大写真

連日、新たなリコール(回収・無償修理)を発表している米国の自動車最大手、GM。今度は最新の大型ピックアップトラックが、リコールを行うことが分かった。

これは5月27日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「GMから、2015年モデルのシボレー『シルバラードHD』とGMC『シエラHD』に関するリコールの届け出を受けた」と発表している。

両車は、主力ピックアップトラック、シボレー『シルバラード』とGMC『シエラ』の強化グレード。「HD」とはヘビー・デューティの略で、タフな使用環境を想定した堅牢な造りが特徴。

今回のリコールは、両車にオプションで装備される発電機の不具合が原因。NHTSAによると、発電機の固定が緩むと、ヒューズが金属などに触れる可能性があり、ショートを起こして車両火災に至る恐れがあるいう。

対象となるのは、2014年1月上旬から2014年2月中旬にかけて生産され、2015年モデルとして米国で販売された車両。

GMでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で車両の点検を実施し、早期にリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

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