インターシル、 0.5秒未満の高速起動を実現するLCDビデオ・プロセッサを発表

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インターシル・LCDビデオ・プロセッサTW8836
インターシル・LCDビデオ・プロセッサTW8836 全 1 枚 拡大写真

米インターシル社は、アナログ/デジタル・ビデオ入力のほか、スケーラ/デインタレーサ機能、イメージ・エンハンス機能、オン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)機能をシングルチップに集積したLCDビデオ・プロセッサ「TW8836」を発表した。

米国高速道路交通安全局(NHTSA)は2014年3月、2018年から米国内で販売されるすべての新軽量車両を対象に、ギアをバックに切り替えた際にリアカメラで撮影した後方映像を2秒未満でモニタに表示する機能の搭載を義務付けた。

TW8836はリアカメラからのビデオ画像を、クルマのシステム起動から0.5秒未満でディスプレイにグラフィック・オーバレイ付きで表示でき、米国の新しい法律の高速起動要件をクリアする。

さらに、TW8366はハードウェア・ベース・ソリューションを採用しているため、メイン・プロセッサがサポートするソフトウェア・ベース・ソリューションに比べ、高速起動能力の面で信頼性が高く、リアカメラのビデオ画像データ・パスとしての安定性も高い製品となっている。

TW8836はアナログ・コンポジット、Sビデオ、アナログRGB、デジタルRGB、Open LDI(LVDS)など、あらゆるタイプのビデオ入力に対応。さらに最大解像度WXGA+(1366×768)までのデジタルLCDパネルを駆動できる。

単価は7.15米ドル(約731円)。

《纐纈敏也@DAYS》

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